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心機一転。
今日から10月がスタートします。
沢山のテレビ番組も終わったり始まったりと区切りの時、
みなさんも『今月こそは』『今月からは』心機一転していることがあるかも知れません。

私月華はと言えば、
良くして頂いていた職場の先輩がいなくなりテンション下がりまくりです。
昔から、親家族や仲の良い人に精神的にかなり依存してしまう傾向にある私……
きっとこういう人間が恋人を束縛しまくる駄目な男になるのではと思います。
実際に独占欲強いしなぁ。

『人間一人でも生きていける』とまでは言いませんが、
支え合うのも程々に、多少は自立していかなくてはなりませんね。

続きを読む↓からは支える人と支えられる人というお話。
ネタバレ無し。心機一転、今月こそはバリバリ小説書きまくりたいです。


【YOUがいてMEがいる】

 人は独りでは生きていけない――よく聞く言葉だ。
 人という字は支え合ってできている――これも聞く言葉だ。
 支える人がいて、支えられる人がいる。
 雛咲深紅もそうだった。
 両親を亡くした深紅にとって、兄だけが支え。
 幼い頃から霊感が強く、他人には視えない“ありえないもの”を視る深紅。
 幼少の頃こそ冗談だ悪戯だなどと言われてきたが、
 物心ついた頃になると、同年代もその親も彼女を気味悪がるようになってしまう。
 両親は無く、心の許せる友達もできない。
 そんな深紅にとって兄こそが唯一にして絶対の支えだった。
 しかしもうその兄もいない。
 支えてくれる人はもういない。

「みくーーーッ!」
 悲鳴に似た絶叫と共に、ドアが激しく叩かれる。
 地震か火事かそれとも第三次世界大戦か――飛び起きた深紅がドアを開けると、
 そこには乱れに乱れまくった寝間着姿の、顔面蒼白の怜がいた。
 ついでに、乱れた寝間着からは彼女自慢のバストが今にも零れ出そうな勢いである。
「怜さん。いくら自慢だからって、朝からそんなモノを見せびらかさなくても」
 大欠伸を噛み殺しながら、目の前にドンと晒されたモノを指差す深紅。
 しかし怜はそんな事など耳に入らず、あわあわと取り乱すばかり。
 次第に意識が覚醒してきた深紅は、怜が握り締めている目覚まし時計を見てハッとした。
「怜さん! 思いっ切り朝寝坊じゃないですか!!」
 力の限り頷きまくる怜。
 今日はしっかりと仕事の予約が入っていた。
 いかんせん思いっ切り朝寝坊して、思いっ切りパニクっていた。
 部屋へと取って返した深紅はものの数秒で寝間着から洋服へと着替え、
 パニクるばかりの怜を部屋に押し込み、そのままキッチンへと駆け込む。
「早く着替えて! 朝ご飯用意しますから! テキパキ動く!」
 手早く朝ご飯を用意して、次いで仕事道具を掻き集める。
 支える人がいて、支えられる人がいる。
 雛咲深紅もそうだ。
 ただ今は、深紅が支える側のようだ。
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【 2009/10/01 11:19 】

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