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衝撃事実~真実を知ることは時に残酷でもある。
 去る11月29日――
 WiiU最新作【零~濡鴉ノ巫女~】の発売から3ヵ月を経たこの日、
 その完全攻略本『零~濡鴉ノ巫女~ コンプリートガイド』が遂に発売された。

 

「よし、これで挫折しかけてたオールSSクリア達成も間違いないわ」

 『零~濡鴉ノ巫女~ コンプリートガイド』の魅力、その1。
 “序ノ雫”から“終ノ雫”、本編クリア後の追加ミッション“あやね編”までをも網羅した
 完全攻略本の名に恥じない詳細データと懇切丁寧な攻略ルートの紹介。
 各章各所で入手できるアイテムや怨霊の攻撃方法・行動傾向についても詳しく
 完全攻略に行き詰まった迷えるユーザーたち必携の1冊
であると言える。

 そして、これは全てのゲーム攻略本に例外なく言えることであるが
 人はコレらを手にするだけで何故か“自分が凄く上手くなった”ように錯覚する。
 ゲーム全編を一通り攻略し終えたものの、最終難関であるオールSSクリアを前に
 完全に行き詰まりゲームパッドを放り出していたはずの澪も、鼻息荒く復活した。

 

「せっかく攻略本も出たんだし、お姉ちゃんもプレイすれば良いのに」

 待ちに待ったWiiU最新作【零~濡鴉ノ巫女~】が発売された当日から
 ゲームパッドを握り締め寝る間も惜しんで熱中してきた澪とは対照的に、
 そのすぐ横で傍観に徹するだけだった繭は、改めて首を振る。

「ううん、私は澪がプレイしてるのを横で観てるだけで十分楽しいもの。
 特に攻略ルートを見失って右往左往するゲーム画面を縋るように見つめる子羊みたいな目とか
 強力な怨霊と遭遇して学習能力も乏しく幾度となく同じ失敗を繰り返して悔しがる横顔とか
 その内にネットで攻略法を検索してと目で訴えてくるのを私が優しく拒否した時の苦笑いとか、
 そんな澪と澪がプレイしてるのを観てる方が楽しいんだもの」

「お姉ちゃん……ドSだね」

 そんな姉のドS心を図らずとも満たしてしまう日々はもう終わりだとばかりに
 攻略の難所や強力な怨霊との戦闘術などを求めて攻略本を開いた澪は、しかし
 いつしか随所に散りばめられた攻略とは無関係の記事に夢中になってしまうのだった。

 『零~濡鴉ノ巫女~ コンプリートガイド』の魅力、その2。
 ゲーム攻略だけじゃない……初公開となるキャラクターのデザイン画が載れば
 ディレクター自らが各キャラクターの誕生秘話やエンディングの真意を語り
 零シリーズ恒例となった開発中に起こった心霊現象トークも未だ健在。
 ついついゲームそっちのけで読み耽ってしまうこと間違い無し
な1冊でもある。

 ――しかし、ゲーム攻略そっちのけでそんな裏設定資料集に目を通していた澪は
 とある人物の項目で止まり……姉を呼んで再確認させるほど、我が目を疑ってしまった。
 それは2人もよく知る雛咲深紅に関する“ディレクターからひと言”という欄内にて、
 『雛咲深羽は当初、天倉螢と雛咲深紅の娘・天倉深羽として設定されていた』
 という衝撃的過ぎる一文に姪っ子たちの口からは驚きと嘆きと嗚咽が漏れ出た。

 

「え……うそッ、叔父さんは深紅さんと結婚する予定だったの!?
 てっきり怜さんの巨……じゃない大人の女性的な魅力の方が好みだと思ってたのに、
 私たちと同い年にさえ見える童顔容姿な深紅さんとだなんて……ソッチ系の趣味だったの!?
 叔父さんが誰と結婚するかは自由だけど、流石にこの展開は姪っ子として耐えられない……ッ」

「過去の例から1周目の消失エンドが正史として扱われると安心してたのに、
 まさか掟破りの生存エンドでしかも死んだ親友の妹を孕ませただなんて最悪!
 きっとアレね、深紅さんが悪夢に囚われて眠り続けている隙に夜這いしたのよ鬼畜!
 ヘタレ童●をこじらせ続けた末がコレだなんて……もう吐き気しか催さないわ!



「――ってことがあってから澪さえも余所余所しくて、家の居心地の悪さが過去最悪なんだ。
 アレはあくまで没になった初期設定でしかないんだって言い聞かせても聞く耳持たずに……。
 なあ、怜……俺はこの先いったいどうしたら良いと思う?」

 

「じゃあとりあえず、没設定とはいえその可能性があるってことで
 今後一切深紅には近付かないで悪い蟲




先日いよいよ発売されました『零~濡鴉ノ巫女~ コンプリートガイド』
みなさんはもう購入されて攻略に役立てておりますでしょうか。

 

完全攻略本ということでオマケの“あやね編”を含めたゲーム全編を網羅するのは勿論、
初公開となる資料や開発スタッフ陣のトークも満載で読み応え十分な1冊となっております。

さて、問題は今回で3度目の登場となる雛咲深紅の紹介欄。

主人公の1人・雛咲深羽が深紅の娘であると発表された当時、その父親に関して憶測が飛び交い
ゲーム発売後には遂に明らかにされた深紅の極まり過ぎたブラコン精神に閉口する者が続出し
そして今回はこの攻略本にて天倉螢が父親として設定されていたという衝撃の事実が発覚し
ただただ驚き、ただただゲンナリされてしまった方も少なくはないのではないでしょうか。

そりゃあ確かに他に男キャラはいないけど、あの天倉螢ですよ。
そりゃあ確かにイケメンですけど、あのヘタレっぷりですよ。
そりゃあ確かに没設定ですけど、深羽の将来が不安でしかありません。


みなさんはゲーム本編で語られる真の相手天倉螢、どちらが良いと考えますか。

私月華は両方ヒくしかありません(笑)。
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テーマ:二次創作:小説 - ジャンル:小説・文学

【 2014/12/03 10:53 】

| ヌルい短編 | コメント(7) | トラックバック(0) |
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コメント
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更新お疲れ様です♪

あの元々天倉深羽として出す予定だったのには零ファンとしては衝撃を受けましたよね…
でも幽婚の設定が強くなってから結局真冬となりましたが…。
まぁでも常識的に現実的な予想でいけばやっぱり螢くらいしか周りに男性いないし順当といえば順当だったんでしょうが、結局深紅はブラコン第一みたいな感じになりましたねww
なんか朔夜と灰原 耀とかのように近親相姦が零の世界には当たり前になってきている気が…
この方式で行くと近い将来螢は澪に正式に手出しそうな…ww
カルピス仮面 * URL [編集] 【 2014/12/03 21:20 】
--- ---

お疲れ様です~。

私も衝撃的でした、まさかの天倉深羽の誕生の瞬間(笑)
でも、あの“自分には何も無い”と感じている子が果たして霊を前に
隠れるなどという自分の身を守る行為をするのかは疑問ですが…
あ、でも二人の子なら深紅ちゃんが失踪しないから素直な子に育つか←

あと、刺青本編で全く会話さえせずに終わった深紅ちゃんと螢が
どのとうにすれば、そのようなフラグが立つのか逆に不思議です。
姪と年齢が近い女性と結婚する叔父とか姉を亡くした澪ちゃんに追い打ち掛けないで!

でも蓮の“どうあがいても死亡エンド”の一つくらい残してくれても良かったのに。

ハコヤナギ * URL [編集] 【 2014/12/04 08:10 】
--- Re: ---

●カルピス仮面様へ
お越し頂きまして誠にありがとうございます☆

『天倉深羽の予定だった』というのは、本当に衝撃的でしたね。そりゃあ確かに螢ぐらいしかキチンとした男キャラはいないし“刺青のその後”を前面に出すには良い案かと思われますが……でもあんな酷い扱いをしておいた螢を今更クローズアップされても(笑)。結局深紅は“究極のブラコン”で落ち着きましたが、雛咲兄妹といい灰原姉弟といい……『零シリーズに登場する異性兄弟は皆アブナイ関係なんだ』と思ってしまいそうです。近親相姦とか人妻好きとか……あの世界にマトモな恋愛は無いのでしょうか(笑)。

●ハコヤナギ様へ
お越し頂きまして誠にありがとうございます☆

確かに、刺青の本編では一言も会話することなく終わった深紅と螢……。更に事件解決に大いに貢献したなら未だしも勝手に突っ走った挙句に自爆した螢に、深紅が心惹かれてしまう要素が見当たりません(笑)。ということで、深紅が眠り続けている頃に螢が到着→怜の目を盗んで夜這い→後に深羽誕生という流れも考えられそうです。これならば“懐妊の経緯を知らない深紅が『兄さんとの子供』と勘違いして幽婚に走って失踪”だなんて、問題なく濡鴉へと続くストーリーも出来そうです。螢、鬼畜!(笑)

密花が主人公のストーリーだったり、蓮が必ず死亡するストーリーだったり……元々別に考えられていた物語が1つにまとまったという驚きの経緯を持つ濡鴉。確かに蓮の死亡エンドが1つぐらい残っていた方が良かった気もします。絶対死亡エンドが絶対生還エンドになるなんて、過去の男キャラたちが嫉妬に狂いそうな優遇です(笑)。
月華@コメント返信。 * URL [編集] 【 2014/12/05 05:02 】
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更新お疲れ様です。

私も攻略本手に入れました!

螢さんが深羽の父親だったという初期設定にはおどろきました!

個人的には深紅の相手は真冬がいいと思います。深紅は真冬に対して家族以上の感情を持っていると考えられる描写は過去作でも見られますし(~_~;)


累ちゃんの性別については、あえて記載されていないんですね(>_<)私は女の子だと思います!女の子だったら、零シリーズ歴代1位の貧乳ちゃんですね…じつはサラシ巻いてたりして…?



流歌ちゃん愛してる * URL [編集] 【 2014/12/07 19:28 】
--- Re: ---

●流歌ちゃん愛してる様へ
お越し頂きまして誠にありがとうございます☆

天倉螢と雛咲深紅の娘……他に手頃(?)な相手が見当たらないとは言え、この2人がどうやって恋仲に発展するのかが全く想像できません。柴田Dは『天倉と雛咲の子なら霊感アリアリ』的な発言をされていましたが、いかんせん螢は零感なので、2人の子は少し霊感のある程度になりそうな予感です。大昔の排他的な村々ではそうだったと思われますが、零も何だか近親相姦が一般的になりつつありますね……。今後も登場する兄弟姉妹が心配です(笑)。

そして更に驚いたのが、累の性別不記載ですね。白無垢姿も披露しているので『女性』で良いはずなのですが、この期に及んでも尚ハッキリさせないところを見ると……累には何か底知れない複雑な事情があるのかも知れません。女性が確定した瞬間に“雛咲深紅を超える貧●”の称号も手に入れてしまうので累自身がそれを拒んでいる可能性も……(笑)。
月華@コメント返信。 * URL [編集] 【 2014/12/08 08:21 】
--- ---

個人的には螢が父親であった方がまだ良かったかな

だって刺青の聲は「兄さんに残されたから現世で生き続けなきゃ」って話なのに
兄さんに孕まされたせいで早死とか刺青の聲全否定じゃん
だったら現実の男性と現実で生き続けて貰いたかった

それに境遇が異常なだけで、本質的には真人間っぽかった深紅が
実は偏執的なブラコンでしたなんて今更言われたら
もうこれまでみたいな気持ちで1や3をプレイできないよ

まあ深紅が早死する結末じゃなきゃ
誰が父親でもいいんですけどね
何が嫌ってそれが一番嫌なんですよ
* URL [編集] 【 2018/08/27 15:37 】
--- Re: ---

●名無し様へ
お越し頂きまして誠にありがとうございます☆

第1作目の主人公ということもあり制作陣の思い入れも一入な深紅。彼女の三度の登場はシリーズファンにとっても喜ばしいところですが……その為に【刺青】のハッピーエンドを否定し、更に悲劇的な最期を迎えてしまうという点については、不満や怒りの声が多数噴出しておりますね。2度ならず3度も事件に巻き込まれ酷い目に遭った深紅……。彼女にはもっと救いのある最期を用意して欲しかったものです。

でも、ゲーム中で1度も会話すらしていない螢との結婚は、チョットどうでしょうかね(笑)。
月華@コメント返信。 * URL [編集] 【 2018/08/27 22:07 】
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