21世紀型心霊カメラ~完全無欠って難しい~
【訛り実況】 零 ~刺青の聲~ Vol:01 ‐ ニコニコ動画(原宿) 1時代遅れな射影機とは去世奈落(サヨナラ)

 世は今やディジタルの時代である。
 いかなる物も寄る時代の波から逃れる術は無く、写真機・カメラもまた例外ではない。
 かつての主流であったフィルム型のアナログカメラも今や絶滅――
 とまではいかないまでも、圧倒的少数派へと追い込まれていた。

 時代の主流はディジタルカメラである。
 撮影物をフィルム写真ではなくデータとして極小、
 しかし大容量の記録媒体に記憶管理するディジタルカメラ。
 それ故にフィルム切れを起こすことも無ければ、
 万が一記憶容量オーバーに陥った際には記録データを消去するだけで空き容量を得られる。
 すなわち、射影機のディジタル化が叶えば、
 フィルム残数やかさばる写真といった従来の不安要素全てが解消されるのである。

「という訳で作ってみたわディジタル射影機。これで毎夜毎夜の《眠りの家》も怖くないわ」

 意気揚々と新型射影機を胸に抱いて眠る怜。
 開発者・麻生邦彦博士もビックリのディジタル射影機。
 フィルム残数という最大の弱点を克服した射影機はまさに最強であった。

「すいませんそこ行く幽霊さん、《眠りの家》のコンセントって何処にありますか。
 射影機のバッテリーが切れそうなんですけど、コンセントは何処ですか」

 そして新たな弱点が生まれた。



射影機に連射機能が付けば凄いと思います。

しかしよくよく考えてみると、
きっとフィルムの無駄遣いになるだけ
そしてZERO SHOTでヒットバック中の幽霊が写るだけ
のような気がします。

完全無欠って難しい。

テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学

【 2012/05/02 11:14 】

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